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ちょっと真面目に書いてみようと思ってます

半沢直樹もあまちゃんもみていないが語れるということ

今年のドラマで最大の話題作であろう「半沢直樹」と「あまちゃん」がそれぞれ最終回を迎えた。なんでも「半沢直樹」は42%超の視聴率だったようで、ほぼ二人に一人はみていたくらいの勢いだったようだ。「あまちゃん」も視聴率は知らないけど、ツイッターなんかでも放送時間になれば次々と関連ツイートが流れだし、注目度の高さがわかった。それに、なんといっても各ドラマでは、「倍返しだ!」や「じぇじぇじぇ!」といった流行語が生まれ、現実に私の周囲にもこれらの言葉を時折耳にしたくらいだ。「お・も・て・な・し」が一躍クローズアップしたが、いずれにしても年末に発表される今年の流行語には選ばれるに違いない。

※余談だが、【半】沢直樹が【倍】返し、ってのは著者の池井戸潤氏は狙ったのだろうか?

 

 

と、まぁそれぞれに広く視聴者に受け入れられたわけだが、ここでカミングアウトすると、私は両方のドラマとも結局みていない。上述したような状況も、ツイッターやネットニュースその他で入手したものである。つまり、「ドラマをリアルにみていなくても、いまやネットの情報だけで視聴したも同然に会話はできる」ということだ。

 

ドラマの話題というレベルであれば、直接自分でその番組をみていなくてネット情報のみで「いかにも熱心にみてました」的に騙ることは、さほど目くじらを立てるほどの話ではないけれど、最近はオフィシャルな場面でそういうことを平気でやってくる人が増えている気がする。例えば何かのビジネス上の問題に対して、自分自身の考えではなくネットの受け売りで語ろうとする人が多くなっていないか?ということだ。

 

また、ネット情報のバケツリレーだけではなく、同僚や先輩、上司のアドバイスを自分の中で吸収し昇華させることができない人もいる。私が関わってきた後輩や同僚にも、自分で考えることを最初から放棄してしまっているような人が少なくない。それを「要領がいい」と評価する考え方もあるのかもしれない。実際私もできれば要領よく仕事はこなしたいし、それで楽ができるならそうしたい。ただ、すぐにバレるような無粋なマネはしてほしくないな、と思うのである。

 

本当の要領の良さというのは、そのアイディアの元ネタを出した相手でさえ、そのことに気づかずに納得させてしまうように振る舞えるということだと思うのである。

 

 

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